産業技術総合研究所ナノテクノロジー研究部門で開発されたスーパーインクジェット技術は、現在市販されている家庭用インクジェットプリンターに使われているインクジェットヘッドの吐出できる液滴サイズに比べ、およそ1/10以下、(体積で1/1000以下)の超微細液滴の吐出が可能です。 また、対応粘度の範囲は0.5~1万mPa・sと、従来のインクジェット技術では吐出できなかった高粘度液の非加熱吐出を実現しました。その為、AgやAuなどのナノインクや絶縁性インク、各種レジスト、接着剤、たんぱく質など広範な液類の吐出実績があります。
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既存インクジェットの概念を覆す 10,000mPa・sの高粘度液の非加熱吐出を実現
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超微細液滴は、乾燥性が非常に高いために、液体状態で吐出した液滴が、たちまち乾燥します。そのため、同一箇所に着弾させることで立体的に構造物を積み上げることが可能
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